URLをHTTP[S]に変更しました。以前よりブックマークしてくださっている方は、こちらをクリックし、再登録をお願いいたします。

地方に学ぶ

来春北陸新幹線によって金沢と東京間が2時間半で結ばれます。先週末、金沢にお邪魔した際、駅が見違えるように新しくなっていることを実感しました。駅前も少し前にリニューアルをし、日本の駅で景観が素晴らしい街に取り合上げられているそうです。
来年春以降の金沢市及び周辺のホテルの宴会場や会議室が予約しづらいといいます。新幹線の開通によって新たなビジネスチャンスのための催しが目白押しだとか。地方にとってインフラの整備がこれほど経済を活性化するのだと改めて感じます。
昔、田中角栄元首相が「日本列島改造論」を世に出して、日本の道路をはじめとする整備が一気に進んだといいますが、名古屋に住んでいる私にとっては、当時も今までも交通事情の整備がそれほどの大きな効果を呼ぶとは感じませんでした。
しかし、実際に地元の人からそうした話を聞くと人の移動に関わるインフラの整備が経済に大きな影響を及ぼすことを実感します。という事は、我々のように比較的恵まれている地域では景気を創っていくのは我々経営者な自身ではないかと感じます。
先週末の金沢で二社の印刷会社を見せていただく機会がありました。一社は理事長の会社で東京にも立派な社屋を持つ大きな会社。もう一社は副理事長の会社で当社とほぼ同じ規模の会社です。
規模の差はありますが、共通するのは自社の強みを生かして積極的に設備投資や企画提案を繰り返しているという事です。自分たちの地域の実情を嘆くのでなく、自ら仕事を創り出しています。「社長の仕事はアイディアを出すことだ」と言いますが、それを具現化しているのは意外に地方の会社なのかもしれません。
我々の気が付かないアイディアを生み出している地方の会社、インフラをやっと手に入れたこの時点で大きくこのアイディアが大きく花開く可能性を秘めています。地方に行くと色々な事を肌で感じることができます。また一つヒントをいただきました。
「パクってください…」と社長。ハイ、もちろんそうさせていただきます。社員に任せて会社を空けるのですから…。マルワ流に変えさせていただいて。皆様お楽しみに・・・。


タイトルとURLをコピーしました