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時代が変わった

先日UR都市機構にて「CS講演会」の講師を務めさせていただきました。元々は国の機関であったのが今は独立行政法人となり、民間の考えを取り入れた経営として今は進められています。
平成16年から「CSを第一に新たな価値を創造します」が企業理念。今回は社内の「おもてなし経営」が主題ですが、意思等一の仕方やお客様に感動を与えるために必要な事(従業員指導)についても講演に盛り込んでほしいとの希望でした。
正直、依頼をいただいたときは面喰った私。独立行政法人とはいえ、元々は国の機関。そこまで深い講演依頼とは思っていなかったからです。しかし支社長さんにお話を聞くと、毎年二割ずつ社員を減らしスリム化を重ねてきたといいます。
おもてなしという言葉をよく耳にするようになりました。昨年の東京オリンピック誘致の滝川クリステルの言葉がそのきっかけになっていると思います。
URのような大きな組織、そして賃貸物件と言っても基本的には借りることにハードルがない企業だけに、安泰と思っていしまたが、リーマンショックで外国人居住者が減少したものがいまだ回復していないといいます。
きちっと利益を出していくうえで「顧客満足」が必要だという当たり前の事が、かつての公の機関でさえも認識していることに驚くとともに、我々民間企業は今まで以上に関心を持たないといけない時代だと感じています。
おそらくですが、その裏には数々の厳しい現実があったのだと思います。私のような小さなオーナー企業の話がどこまで伝わったかはわかりませんが、少なくとも午後の一番睡魔と闘う時間にきちっと起きて話を聞いてくださいましたので、少しは伝わったのかなと思っています。
ちなみにこうした講演のご依頼をいただいても商売のご縁とは別。さすがに元公の機関。シビアにすべて金額競争のようです。金額競争にならないサービスを創り上げていく事がこれから企業に求められることだと思います。顧客満足のためのサービスの創造、マルワはまだまだ進化しなくてはいけませんね。


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