先日我が家の液晶テレビが故障しました。スイッチをいれても数分後に電源が落ちてしまう症状。取説にある「故障かと思ったら」を見ても該当するものがなく、もしやと思い電話したら案の定故障でした(^^;)
今のテレビは昔のタイプと違って、ブラックボックスになっていますので、触ることができません。以前の故障ならはんだごてとテスターをもってなんとかトライできましたが、今は早々に降参。
サービスが来て原因を調べたら、ファンの故障で本体が熱を持ったことによる電源オフ。最近は電源が落ちた後の赤い点滅で、原因がわかり部品も事前に用意して持ってくるといいます。人間でいえば、自分の症状を自分で診断して知らせるという感じでしょうか。
ところで、修理代は1万円チョットでした。ただ・・・その内訳を聞いてびっくりしてしまいました。出張費が3000円程度、技術料が7000円を下回る程度で、部品代は1000円足らず。部品1000円に対して十倍もの金額を払うのです。
驚きながらも納得した私。といいますのは、早く治してもらわないと、テレビを見ることができません。土曜日に故障し、日曜日の朝修理が必要わかったため、一刻も早く治してもらわないと困ってしまいます。
技術料の7000円は時間にしてわずか三十分程度、時間給にして14000円計算。しかしその技術を必要とする分けですから、サールビスを受ける側は当然支払うことに躊躇しはしません。
お金の価値というのは必要とする時に、ある程度の金額、それも若干高いと思っても(この若干が大切ですが…)納得すれば払ってしまうものだと感じます。値付けというのはこういうものだとあらためて思いました。
価値はお客様が決めるものといいますが、お客様が決めるシュチエーションが大切だと思います。どんなにいいものでも不要と思えば買いません。マッ、今回の場合は修理ですので当然ですが…。それにしても部品一個変えてこの金額。ノウハウ料とはいえ、うらやましい(^^;) とはいえ・・・ブラックボックス化した家電もなんだかなぁと感じますが。