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顧客創造

仕事柄多くの加工会社さんとの取引があります。例えば製本や紙加工、そして型抜きなどの仕事です。印刷の出荷高が減少し、我々を顧客とするこうした加工関係の仕事も厳しい状況にあります。
しかし全ての加工関係がそうした状況にあるわけではありません。仕事が激減しパートさんはじめ多くの働き手を縮小した会社もあれば、一方で新たな顧客を増やしている会社もあります。
構造不況にあえぐ印刷会社をお客様としているすべての会社が暇ではないという事です。その違いは一体どこに差があるのでしょうか。月並みですが「危機感を持っている」という事だと思います。
勿論どの会社でも危機感はありますが、ようは危機感をもちながら実際にアクションを起こしているかということです。忙しい会社は総じて新たな事にトライをし、加えて新しい取引先を自身の足で開拓をしています。
「人の振り見て・・・」と言いますが、こうした会社の様子を見ていると、今後の業績をいくら心配しても始まらず、まずは自身で動くことが如何に大切かを理解できるのではないかと思うのです。
よくこれからの時代は「顧客創造」と言いますが、何も特別なことではなく、まずは一歩を踏み出すことなのだと協力会社から教えられました。ハウツーではなく成功事例はあくまでその会社の事例。結局アクションを如何に素早く起こすかが、会社が生き残っていくキーワードだと思います。
印刷の出荷が減少しているといいながら、顧客を増やしている会社があるということは、不況のせいにしても始まらないのだと改めて感じます。「顧客創造」言葉は何か難しい印象ですが、「生き残る」いや「勝ち残る」執念の強さが行動を起こすのではと…。


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