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ヒアリング

当社では中野貴史さん主催の言霊名刺上級編を実施しています。とはいえ当社が主催というよりは場所を貸しているというのが正しい表現かと思いますが…。参加メンバーは六名、今回は2人ペアになってお互いの言霊名刺を作るというのが課題です。
そもそもこの言霊名刺、別名「しゃべる名刺」とも言われ名刺八面分のボリュームとなっています。そこには自身の生い立ちや育った歴史、そして仕事にかける思いを書き込み一種の目自身の会社案内のような体裁です。
さて、今回のミッションは相手の名刺を作る…ということです。自身の事を名刺にするのでなくペアとなった相手の話を聞いて、それを形にするというのが今回のミッション。したがって講義だけではなく講義以外にも連絡を取り合うことになります。
「相手のことを書く」と簡単に言いましたが、これがなかなか大変です。なぜか、表面だけのことを書くのであれば何もわざわざお金をかけて講義を受ける人要はありません。相手の気付かない、見えていない部分まで踏み込んで書くというのがみそです。
「よくできているかダメか…」このジャッジは書く相手に委ねられます。相手が「オッ・・・」と思う内容であることが条件です。「オッと思う…」この場合のリアクションは書かれた人自身が気づけていなかった部分まで踏み込んで書くということです。
これは普段の営業にも言える事。我々のような形のないものを具現化していく仕事は、表面上だけを形にしても決して評価いただけません。お客様が作りたいものを口から出したとしても、実はお客様自身気づいていないことが多いもの。
潜在的な目に見えない部分、言葉に出していない部分を具体的に言葉やビジュアルで表現していく事が我々の使命だと思っています。ということで今回の講義はかなり営業的に有効です。受講生も真剣であり、あっという間に時間も経過してしまいました。
受講後誰もがぐったり。脳を使っていく事がこれほどまでにエネルギーを使うことを実感します。当社の若手営業も今回は参加。彼のヒアリング能力の成長が今後は楽しみです。


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