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いい仕事をするために

先日、新幹線の車内アナウンスでのぞみ号が今後時間帯によっては毎時10本運行すると聞きました。「6分に一本」自宅近くの地下鉄よりもひょっとすると本数が多いかもしれません。いったいどれだけの人が新幹線を利用しているのかと驚いてしまいます。
以前、東京といえば「出張」という言葉通り遠方の感じでしたが、今は日帰りも当たり前…。「チョット行ってくるわ」的なノリです。東京よりも距離が近い静岡県や三重県に行く方が時間がかかるのですから、距離と時間の感覚が麻痺してしまうなぁと感じています。
元々時間を気にするタイプ。特に最近時間に追われる感覚になってきたのはやはり携帯電話を持つようになってきたからかなと思っています。四六時中ネットにつながることで、何か常に早く対応しないといけないこの錯覚。
SNSが大事なんて言いながら、ネットに追われ時間という鎖で縛られていることに薄々怖さを感じている自分。そこに先の新幹線の地下鉄並の本数。「狭い日本そんなに急いでどこへ行く」以前聞いた広告のキャッチコピーそのものです。
便利になったと思っているのは実は錯覚かもしれません。ただ効率が良くなっただけで、隙間のできた時間を埋めるために、また新たなことをしている…結果仕事が増えているのだと感じています。
私の周りでは内観や断食をする経営者がいます。強制的に日常をシャットアウトすることは、普段気がつかないことが見え、それが真の「リフレッシュ」につながっていくのだと思います。
先のアナウンスを耳にしながら、そこに自分がいるのだと思うと気持ちがブルーになってしまいました。休日ぐらいはすべてをリセットして、芸術文化に触れなさいと言われますが、まさにそれが今必要なときだと感じます。
明日からGW。あえて行楽地に行かず、静かに本を読んだり映画を見たり…そんな時間を使いたいと思っています。いい仕事をするためにリフレッシュも社会人にとっては大切な行動ですから。


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