URLをHTTP[S]に変更しました。以前よりブックマークしてくださっている方は、こちらをクリックし、再登録をお願いいたします。

伝える力

外壁塗装の話を先日ブログで書きました。提案としていくつかのイメージを見せてもらったのですが、最初見た瞬間…???というのが率直な意見でした。デザイナーにお願いをしたということですが、それがぴんと来なかったのです。
ところが不思議なもので、カラー出力をされたものと実際の色のイメージを近所のビルの色と対比していく間に、具体的なイメージが湧きいい配色だと思った次第です。あらためて色の再現を伝えることが如何に難しいかと感じた次第です。
我々の印刷という仕事も色を生業としています。最近では簡易色校正といい、イメージでお客様にお見せして印刷にかかることが多くなりました。その時「あくまでイメージですが…」とおたえするのですが、自分がお客様の立場に立つとこの言葉が如何に安易かを感じます。
ひょっとすると納品された印刷物を見て、お客様は「???」と思っていることが多々あるのではないかと。我々が実際は違うと平気で口にしているものが、実は伝わっていないのではないかと感じます。
とはいえ、実際の印刷機で印刷したものをお見せする仕事ばかりではありません。そこには予算という壁があります。そこで必要なのが「伝える力」。「こうなります…」がお客様にイメージできるような伝え方が求められます。
感覚というのは形がないもの。伝えた後はあくまでお客様にその判断は委ねられます。その判断の材料をより明確にするために、伝える我々も多くの情報を頭に入れておくことが必要だと思っています。
「伝える力」言葉で表現すると、たったこれだけのことですが、実は業績を上げている営業なり会社はこの力があるのだと思います。コミュニケーション力といいますが、伝える力もその一つではないかと…。
自身が消費者になっての気付き…そこから得るヒントがお客様サービスにつながっているのではと改めて感じます。


タイトルとURLをコピーしました