昨日に引き続きウエストンさんのイベントのお話です。この25㎞ウオーキングは今年で9回目といいます。今回も普段お付き合いのある協力会社や仕入れ先、そして銀行関係の人たちも招待をしていました。
臼井社長はあいさつの中で「みんなと同じ時間を同じことをして過ごすことが大切」と話されていました。この言葉当社で普段から社員に伝えている「全員参加」と同じ思いであり、当社も会社の行事はこの全員参加を理念としています。
とはいえ、今回130名を超える人たちを巻き込んで行う行事ですので、スケール感が全く違います。日本ウエストンさんは「日本で一番大切にしたい会社大賞」や「おもてなし企業選」にも選ばれていますが、それだけの力があることを改めて参加して感じました。
その秘密は…会社トップの統率力です。トップが率先して動くことが社員を巻き込む一番の近道だということ。「リーダーシップ」といいますが、中小企業の場合はこの言葉を具現化していく事がいかに大切かを実感します。
もう一つは社員の主体的行動。中小企業でも「役席」として課長や部長という言葉を付けます。しかし実際その役席を付けるから上下関係があるかといえば決してそうではないと思います。あえて言えば年の差ぐらいでしょうか。
役席にこだわっていたとしたら「全員参加」は望めません。「成果主義」が一時もてはやされましたが、純粋にそれが機能するのは全体が若いベンチャーの会社ぐらいだと思います。やはり年功序列を基本にしないと成り立たないと。
ウエストンさんの社員の行動やおもてなしぶりを見ると、そこに「上下」という感覚はないようです。「自分に何ができるか」それを自覚して行動していることが伝わります。「上が」とか「課長が」という感情がある間は主体的な行動には行きつかないと。
社長をはじめすべての社員に「○○係」という肩書がある日本ウエストンさん。その肩書はすべて「自分に何ができるか」という理念にのっとって付けられています。「全員参加」の具現化、強い会社の実現はこうした「主体的な」考えが不可欠だと思います。
大企業にはないスケール感を感じた今回の行事、マルワはまだまだですが、当社も実現できると思っています。また一つ目標ができました。