URLをHTTP[S]に変更しました。以前よりブックマークしてくださっている方は、こちらをクリックし、再登録をお願いいたします。

気が付いたら成長

先日久しぶりに国際後継者フォーラムの定例会に出席してきました。代表である二条彪先生とは私がかつて代表を務めていた会で講師として来ていただいたのが、ご縁でかれこれ八年以上のお付き合い。
その間多くのセミナーやゼミにもお誘いいただき私にとってのメンターです。なかなか最近は定例会にも出席できなかったのですが、久しぶりに出席し、懐かしいお顔を多く拝見することが出来ました。
その中で約三年ぶりにお会いした三十代の後継者、製造業ですのでお会いした当初は口数も少なく、職人気質が表に出ていました。ところが情報交換で現状や課題の報告を聞く間に経営や社員に対する考え方の成長に感心。
待遇改善やビジネスとして次なる一手の構想、三年前の彼と別人の成長ぶりに驚いてしまいました。「久しぶりだからですよ」と謙遜する彼ですが、イヤイヤ久しぶりだからこそ、その成長ぶりがわかるのだと思います。
社員教育が大切だと言われます。しかし現実は目先に目を奪われてしまい、ついつい後回しにしてしまいます。それはすぐに成果が出ないからです。成長したと実感するまで辛抱出来ないから継続できないのだと思います。
「学び」というのは、形がないだけになかなか体感できません。ましてや経営の勉強は奥が深いですし、how toで学べるものではないと思います。地道に続けていたら気がついたら成長していたというものではないでしょうか。
今回の後輩後継者、普通の中小企業の若手後継者が口にする事はない「軸のある」考えを持った発言をされていました。このまま伸びていったとしたら同業他社は追いつけないだろうと思っています。
社員よりアンテナが高い経営者の立場でさえこれだけの成果が出るのですからも、社員はなおさら教育の場が必要。すぐに結果が出ないから、社員も敬遠しがちですが、だからこそそれを続ける事で気が付けば大きな差がつくのだと感じます。いくつになっても学ぶことは大切ですね。


タイトルとURLをコピーしました