朝から勉強

社長は多くの学習をする機会があります。学習といっても、座学だけでなく直接会社や施設、そして会合などに出席するだけでも多くの学びがあり、社員よりもより大きな刺激を感じることになります。
当たり前ですが、その繰り返しが社長との学びの差が、広がってしまうことは否めません。もちろん、積極的に社員を研修に出している会社もありますが、限られた社員になってしまうことは否めないなと思います。
そうした状況を感じている社長が多いからでしょうか、早朝勉強会をする会社が増えてきました。中には、７時前から会社に集合して勉強をしている会社もあります。以前と違って会社全体の底上げをトップが真剣に考えている現れだと思います。
誰もが学ぶことは大切だと思っています。しかしついつい目先の事にとらわれてしまい、特に業績が悪くなると、学ぶ機会を削減しがち。本当はそれではいけないと思いつつ、ついつい安易な方に目が向いてしまいます。
当社も月一回の全社員向けの研修を持つように心がけています。ハウツーではなくメンタルな部分を中心として行っています。この研修にどのような効果があるか、社員にはなかなか理解できないお題もありますが、それは社長とのアンテナの差。
先日から短い時間ですが、新たに朝、勉強する機会を社員と作っています。朝の早い当社の社員にとっては、朝は大切な仕込みの時。しかし、社員からは大きな反対の声は聞きませんでした。勿論賛成してくれたとは思っていません。
しかし「仕方ないか」と思って参加してくれただけでも以前と比べれば大きな成果だと思っています。最初は使命した社員の構成でしたが、その他の社員も自由参加にしています。自ら参加してくれる社員もおり、その前向きな姿勢にうれしい限りです。
さて問題は続ていくこと、一年はやらないと成果が出ないと思っていますので。ようは信じたことを継続していくことだと。ここはトップである私のこだわりとしてリードしたいと思っています。

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