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姿勢の発信

先週、自費出版ネットワークの会合に参加してきました。今回は神戸開催ということもあり、地元の印刷会社から複数の社員も出席する会社もありました。その中で一人の女性社員が参加、彼女の学ぶ姿勢に目が行きました。
講義の後にその会社の経営するお店の視察があったのですが、視察をする彼女の様子がとにかく熱心だったのです。何をもって熱心か…視察する視線がとにかく真剣ですし、「ひとつでも多くの事を盗もう」というオーラを感じたからです。
その後懇親会の時に名刺交換に席に来られましたので「熱心ですね」と声をかけましたら本当に嬉しそうな笑顔。彼女は地方から出てきて今の会社では配送という職種で仕事をしているそうです。ただ社長から今回の研修に出かけることを許可されたと…。
その女性社員を外部研修に出させる社長の印象も聞きたく、社長と名刺交換をした際に聞いたところ、私が思った印象通りでした。新参者の彼女の前向きさに社長としても活躍の場をこれからどんどんと与えたいと話していました。
適材適所に生かし、その社員の特性を引き出すのが企業としての使命です。特に中小企業の場合は、それが経営者の大きな役割です。しかし、一方で社員側もそれが伝わるような前向きな姿勢、貪欲さが伝わらなくてはと思います。
最近の若い人は真面目で言われたことはきちっとやると言われています。一方で言われた以上のこと、また自ら考えてトライしていく姿勢に乏しいと言われています。この印象は私も持っています。
プロスポーツの世界ではレギュラー取りには自己アピール力が必須だといいます。それと同様、会社でも前向きな姿勢を発信することが必須だと思います。その姿勢を示すことで任された仕事に責任が持てるのですから。
先ほどの女性社員、おそらく数年後はなくてはならない社員「看板娘」になっていると思います。そんな成長した彼女に将来会えたら楽しみです。久々に気持ちのいい社員に出会いました。そして彼女を見ながら当社の新卒社員にも期待したいなと思っています。


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