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正解は自身で

「5年で売り上げを2倍」とか「儲かる仕組み…」とか「従業員のやる気を高める・・・」など、多くのビジネス本には、買いたくなる言葉が数多く並んでいます。私もそのタイトルに惹かれて、思わず買ってしまったという経験の持ち主です。
ビジネス本をハウツーと一緒にしてしまってはいけませんが、それだけ需要があるということであり、こうしたタイトルが人を惹きつける理由にもなっていると思うと、如何に「ネーミング」が大切かわかります。
こうしたビジネス本を手にする人は、ひょっとすると中小企業経営者が多いのではないかと思うのは私だけでしょうか。大企業はしっかりと計画を立案します。そもそも有名企業に勤めているという理由だけで、気持ちの上でもアドバンテージですから。
マンパワーを含め大企業には敵わない我々は、ちょっとしたノウハウでも手に入れたいというのが偽らざる気持ち。という理由もあり、こうしたノウハウ本に目がいってしまうのだと、自分の行動パターンを振り返ってあらためて感じます。
内容は決して間違っていません。要するにそれを実行するかどうかという事。正しい事が書かれているからこそ、そのまま愚直に実行すれば現状よりはチャンスがあるはずです。なかなか継続できないからこそ、こうした本が売れていくのだと思います。
とはいえ、ビジネス本を非難するわけではありませんし、間違った事は書いていないと書きましたが、正解であるとも思っていません。最終的にはその人の個性に依存してしまうからです。ようは、自分の色は自分で作るしかないという事だと。
突然なぜこんなことを書いたか・・・。最近新聞の広告欄にこうしたビジネス本がやたら目につくようになったからです。タイトルだけ見ると気持ちをそそるタイトル。それだけビジネスマンがそうしたものを求めている裏返しだという事。
如何に今までの手法や経験で売ることが、そして経営することが難しくなったかという事。勉強は大切ですし知識を入れる事は大切ですが、多くのハウツー本が出るという事は、それだけ選択肢が多いという事。つまり正解は自身で見つける時代だということですね。


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