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空気を作る

「リーダーの役目は空気を作ることだ」そんな言葉を目にしました。自身で仕事が出来るリーダーは多いが、組織全体の環境づくりをしながら人材を育てるリーダーは減少していると言います。
一時、チームは個人力であり自分らしく仕事をしていくことが、これからのビジネススタイルだという風潮がありましたが、現実にそれが具現化出来るのは一部の大企業だけ。やはりどんな組織でも大小に関わらず、リーダーの姿勢が左右されるのは当然だと思います。
社員研修に参加させてもなかなか効果がないという言葉を聞きます。しかし研修はあえてきっかけにしか過ぎません。結局は社内でどれだけその研修効果を高めるだけのフォローをトップや上司がしているかだと思います。
今月は社員面接の月でもありました。面接では事前に自身の振り返りの質問事項を提示しますが、その他に伝えたいことも聞くようにしています。その中で最も多いのが実は上司に関することです。
部下の独りよがりの意見も中にはありますが、多くはコミュニケーション不足、上司と部下の意志疎通が図れていないことが多い事、そして上司間の意志疎通についての問題提起が数多くありました。
人には個性というものがあり、それを大切にしなくてはならないのは事実ですが、一方でチームとして振る舞わなくてはならないことも数多くあります。チームとして振舞うためにもっとも必要なのがコミュニケーションだと思います。
「背中を見せる」と言いますが、まさにリーダーにはその立ち居振る舞いがもっとも求められているのだということを、部下のヒアリングを通して気づかされます。そしてその立ち居振る舞いを通して組織の空気を良くしていくことだと。
「空気を作る」果たしてどこまで自分が出来ているかなぁと…。その空気感は道半ばだと反省をしつつ、一方で空気を読むことで自身の至らなさを修正していくことも必要だと思っています。「空気を作る」こだわってみたいと思います。


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