どんなにゲームがデジタル化しても、自分で作ったものが動くものに勝るものはないなとあらためて実感した瞬間があります。先日の日曜日に「なごや環境大学オープンキャンバス」でのブース出展での出来事です。
今回、当社オリジナルのMUD折り紙を使って風車作りのワークショップ。棒に当たる部分は新聞広告を丸めて使い、折り紙で作った風車を取り付けて出来上がり。MUD折り紙は裏側にリード線が印刷されていますので、小さい子でもそれに沿って切ることができます。
つまようじを軸として使い、セロテープを使って出来上がった風車。出来上がった瞬間の子供たちの笑顔を見ると、本当に疲れも吹き飛びました。
雨の予報でしたのでお天気が心配でしたが、天気にも恵まれ予想以上に盛況となりイベント時間がうそのように過ぎてしまいました。他のブースの方にも応援をいただき無事に終了しました。
自分たちでハサミを使って作り上げたものが、自然の風で回る瞬間のパッと笑顔になる子供たちの様子、時代が変わっても子供の気持ちはいつまでも変わらないのだとあらためて感じた次第です。
当社は大企業のような大掛かりなことはできません。当社ができる範囲での出展参加でしたが、展示した当社のカーボンオフセットの取り組みや先の折り紙でのメディア・ユニバーサルデザインへの関心など予想以上の反響でした。
折り紙ととともに、余り紙で作ったメモ帳や当社のニュースペーパー「ぷりんトーク」、そしてCSR報告書を父兄の方にも持っていただきました。少しでも当社のことを知ってもらえたらと思います。
次世代につなげるための取り組みはいろいろとあります。また社会貢献は大企業が率先して行うものと思われがちですが、実は企業の大小ではなく、やれることを発信することで共感を得ることはいくらでもできるのだとあらためて感じます。
「イベント会場を風車でいっぱいにしたい」と企画した者の思い通りになった今回のイベント参加。「社長本当に楽しそうでしたね」と子供を連れて来場した社員の言葉。我々の使命はまだまだあることを子供たちから教えられました。