URLをHTTP[S]に変更しました。以前よりブックマークしてくださっている方は、こちらをクリックし、再登録をお願いいたします。

お客様に育ててもらう

先日ある協会から冊子を作ったのだけど、この活用がなかなか上手くいかないのでこれを広めるような知恵を貸してほしいと相談されました。実はその冊子、当社が見積もり競争で負けたやつと腹の中で、ぼやきながらなぜかチョット嬉しく感じました。
一方、別のお客様でコンサートホールを運営している会社があります。このホール、毎日のようにアーティストを招いてコンサートを開いている会社です。当然チラシもたくさん印刷していますが、残念ながらネットプリント。
ただ有難い事にネット対応できないものは当社を指名いただいています。その支配人が「たくさん印刷物あるから多くの業者が来るけどお宅のように面白いものが出てこない・・・」と言ってくださいます。
最近お客様からいろいろな相談を頂けるようになり、当社に対する見方が少しずつ変わってきている気がします。もちろん印刷物の発注があるに越したことはありません。印刷会社にとって印刷物は一番利益があるからです。
ただ印刷会社はいたずらにダンピングが行われているのが現状。加えて残念な事に紙媒体は減少の一途。本来、印刷はとてもシビアで科学的なもので国家資格も決して簡単ではありません。そんな価値を価格という切り口で台無しにしてしまうのがとても残念です。
そんなこともあり印刷をモノでなくコトとして提案を心がけています。ただこうした動きは多くの時間と労力を費やすことになります。一見無駄な時間を費やしているとさえ感じる事もあります。
利益を食いつぶしている???そんな事さえ思い、心折れそうになってしまう時も。それだけにお客様のこうした声に元気づけられます。
よくお客様が育てるといいます。もちろんまだまだですが、そういった言葉を実感し始めていることも確かです。応援団としてのお客様。冒頭の声をこれからも多くの方にかけて頂けるように社員と共に努めていきます。


タイトルとURLをコピーしました