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言葉って怖い

あるセミナーの講師の受け応え出ちょっと気になったことがありました。具体的な内容を書くとわかってしまいますので、あえてセミナーの内容は割愛しますが、質疑応答でのやりとりで発した言葉です。
質問者の内容に対して「そんなもんは私の知ったことではない」と一言。質問の中身に触れられませんので、この言葉の違和感を伝えにくいのですが、少なくとも質問者は不愉快ではなかったかと思うのです。
「知ったことではない」笑顔での対応でしたので、おそらくフレンドリーな気持ちで発せられたと思うのですが、受けてとしては、「そんな質問するな」ぐらいのニュアンスに聞こえてしまいました。セミナーの内容が良かっただけにもったいないなと感じました。
おそらくそうした質問が他でも多くあり、うんざりしていたのだろうと思います。しかし質問するということは、それだけ真剣に聞いていた裏返しでもあると思うのです。真面目に聞いていたから質問ができると思うのですが。
私も最近多くの場所で講演や講師をさせていただくことが増えました。事例発表が大半ですので質疑応答は少ないですが、それでもそうした場面で質問をされるのは悪い気はしません。話に関心を持ってもらったと思うからです。
公の場での表現というのがあると思います。よく公職の人が言葉足らずで問題になることがありますが、あれも実はフレンドリーな気持ちから思わず出てしまったことではないかと思うのです。
セミナー内容が良かっただけに、そのリアクションが残念でした。質問された方の表情は私の方が後ろですので、見ることができませんでしたが、あんまりいい気持ちではなかったのではと思います。
TPOという言葉をここで使っていいのかわかりませんが、お金をいただいて話をするのですからそれだけの礼儀はいつも意識したいと思っています。講師の主催講座をのぞいてみようか…そう思ったのですがやめました。そう思いながら「言葉って怖いなと…」。


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