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フレッシュマンを迎えるにあたって

来春の就活状況が活況だといいます。大学生にとってはわずか一年でこれだけの差が出てしまう、運命とはいえ皮肉なものです。という事は氷河期に就活生だった学生たちは本当に不運だったのでしょうか…。
実態はかなり違うといいます。確かに男子学生は従来と比較しても内定が出やすいそうです。ただ一人でいくつもの内定をもらっているのは以前と変わりなく、総じて就活に対する厳しさは変わらないとか。
理由は大企業の採用枠はそれほど例年とは変わらないからだといいます。マスコミは「求人市場を活況」といいますが、大学間の格差が広がってしまっただけで、私学の下位(この表現が正しいかはともかく…)の大学は何も変わらないといいます。
労働者の4割が非正規雇用という見出しを見ました。何に対して4割かは詳しくは見ていませんが、非正規雇用が雇用の調整弁になっていることは間違いないと思います。
企業の中には非正規雇用を経てから正社員に登用するところもボチボチ増えているといいます。正規雇用になることで社員も安心し、より仕事にまい進してくれているという記事も目にしました。
一方で成果主義を取り入れている企業がこのところ減っているとも言います。長く働き年功序列の体系が社員にとっても安心して働けるというのが理由だとか。結局欧米型の成果主義は日本人のマインドにはそぐわないということでしょうか。
就活が楽になったといっても、結局は入社してからは本人の力。本当の勝負は就職後です。就職戦線が楽になったといわれる彼らですが、現実はその先にあるのだということを肝に銘じるべきでしょう。
明日から当社にも新入社員が入ってきます。新たな風がまた一つ入ります。「フレッシュマン」という名の通り、元気な様子が会社も明るくなるなと…。会社も入社した時のその感情をうまく導きたいと思っています。


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