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当社の差異性

先週末に「ちゅうぶカーボンオフセットEXPO」に出展しました。カーボンオフセットの活動に取り組む企業や団体のブース展示や事例発表を行うことで、広く世間に知っていただこうという目的で今年2回目の開催でした。
「カーボンオフセット」とは地球温暖化の原因といわれる二酸化炭素を減らそうとする取り組みのひとつ。日常生活や経済活動の中で排出してしまう二酸化炭素(カーボン)を、他の場所で行われるCO2削減活動に投資することで埋め合わせ(オフセット)するというもの。
説明してしまえばこれだけの事ですが、実際にわかりやすく説明するのは至難の業です。ただ実際にやってみると我々のような中小企業でも気軽にできる社会貢献活動です。
環境のISOを取得して10年が経過し、環境報告書をはじめとする発信を地道に行ってきました。また社員にも環境活動のお手伝いをお願いしそれなりの社会貢献を続けてきて最近思うことがあります。
それは多くの企業が関心を持つようになってきたことです。先日のイベントでもある地場の有名老舗企業が当社のブースを訪ね「こうした社会貢献があるんだ」と強い関心を持っていただけました。
今まで環境の展示は一方的な発信に終わってしまい「良いことをしているね」の感想だけでしたが、実際に取り入れてみようという企業が増えてきたことを実感します。お陰様でささやかですが、少しずつビジネスでのご縁もいただけるようになってきました。
業界で成果を上げている企業の事例をみると、長く時間をかけて成果を上げている場合が多いようです。我々のような中小零細企業の活路はこうした遠回りの取り組みを積み重ねて成果を上げるしかないなと、あらためて感じます。
今の時代、すぐに成果が表れる特効薬は技術革新でもない限りはないと思っています。仮にあってもすぐに真似されてしまうのではと…。「資本主義の原点は差異性」と言われます。あらためて当社の差異性は地道な継続なのだろうと思っています。


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