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女性登用がキーワード

「理科系と言えば男性」私が学生時代はこうした風潮が根強かったように思います。私の出身は愛知教育大学の物理学科ですが、女性の数はやはり少ない比率でした。とはいえ同じ理系でも生物学科は女性の数が多かったので、実際はそれほどのことではなかったのですが・・・。
理化学研究所小保方晴子さんのSTAP細胞の発見で使われることになった「リケジョ」という言葉は、先のそうした風潮がまだ残っていること、一方でそうした事が過去のものとなりつつあることを裏付けています。
「女性の社会進出」という言葉が出てかなりの時間が経ちますが、最近は男の職場とされていた職場に当たり前のように女性が進出しています。新卒採用に臨むと男性よりも女性の方がしっかりとしている感があることも私だけの感覚ではないと思います。
当社では産休も育休も取得できるように整備しています。大企業からいえば当たり前でしょうが、我々のように限られた人数で仕事をしている中小企業ではなかなか整備することは難しいのが現状です。といって中小企業だから無理では許されない時代だと思うのです。
「女性だから家庭を守る」そんな事を真面目に思っている人はさすがにいないでしょうが、それでも諸外国と比較して日本は女性が働くにはまだまだ高いハードルがあるのが事実です。
しかし、多くの会合やお客様を訪ねると確実に女性の管理職や経営者が増えていることを実感します。そして何よりも女性の方が過去の既成概念に捕らわれなく柔軟な思考があるように思います。そして「こうだ!」と決めたやりきる粘り強さも女性特有かなと。
愛知県が女性の人材登用について力を入れて「あいち男女共同参画プラン2011-2015」を推進しています。行政がこうした動きになるという事も女性の力なくしてこれからの日本の経済は成り立っていかないという裏返しではないでしょうか。
男性だから管理職とは限りません。「男性」という性別に胡坐をかいていたら、管理職の大半が女性なんて事もあるなと思います。もたもたしていたら、男性は置いてかれてしまうなと。今更ですが企業の生き残り、勝ち残りは女性の登用がキーワードだと思います。


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