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清々しい

ソチオリンピックがいよいよ開幕。時差が5時間ですので、ついつい夜更かしをする毎日が続きそうです。期待の選手の活躍、そして思いもよらない好成績を出す人…数々のドラマがこれから発信されるのでしょうね。
そんな中、スノーボード・スロープスタイルで8位に入賞した角野友基選手の記事が目に留まりました。スタート前に大声を出したり、オーバーなポーズで奮い立たせる選手が多い中で、彼はスタート台で一礼をして競技に挑み、ゴールの後もコースに対して再び一礼をしていたそうです。
理由は競技に対するイメージをこのオリンピックを通して変えたいという思いだそうです。かつてスキーをしていた私にとって、スノーボードというのはどうも遊び半分に感じてしまいます。
なんといってもあのダボッとした格好。前回のオリンピックで、若い選手の服装が問題になったように、我々が思い抱くスポーツとは違う印象を持ってしまうスノーボード。そんな印象を今回彼は一蹴してくれました。
角野さんは小学校時代、いじめられっこだったそうです。早くからこの競技をやっていた彼に友たちからは「そんなことをやってんだ」程度の反応しかなかったといいます。自身が関わる競技をもっとメジャーにしたい思いが一連の行動にさせたのだといいます。
17歳という若さの彼、そんな若さで先々まできちっと考えて行動している記事を読んで率直に嬉しくなりました。
一方で上村愛子さん、残念ながらメダルには届きませんでした。悔しさをおくびにも出さず「清々しかった」というコメント。きっとその判定には大きな不満があると思うのですが、それを出さない彼女の潔さを感じます。
我々でもついついできない理由や失敗した言い訳を並べがち。彼らを見ていると我々の方が潔くないと感じます。今回も選手の人たちから多くの気づきを教えられそうです。血のにじむ努力をしてきた選手の方に、ぜひ勝負の女神が微笑んでほしいと感じます。
ブログでたびたび書く「今の若い人は捨てたものじゃない」内容。また今回も新たにひとつ学ばせていただくようです。


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