忙しい人に頼め

組合のマーケティング委員会では、本来の組合活動だけではなく多くの情報交換を互いにしています。普段は同じ地域で仕事をしている同業者、ビジネス上のバッティングを心配しますが意外にそういうことはないものです。
その情報交換には新たにソフトを導入したり、フリーペーパーを行っていたり、印刷機をはじめとするハードを破棄して、ソフト化の為にマーケティングの勉強をして発信したりと、積極的に行動している方が多い事に気が付きます。
不思議ですが、こうした忙しい人に限って組合の委員会にも出席し汗を流してくれます。だからまた腹を割って情報交換ができるのですね。
「用事を頼むときは忙しい人に頼め」と言います。これって当たっているなと思います。先の委員会の人やかつて所属した異業種交流の委員会でご一緒人たちの中にもそうした方がたくさんいました。
なぜそう感じるのか…おそらく手際がいいという表面上の事だけでなく、行動していくことで作り出されていく成果が、想定通りいや想定以上だから、そして何よりも責任感が強いからだと思うのです。
「口だけ」という言葉があります。かつてある大企業の先輩が、能力がなくても人の批判や評論はだけでもできると聞いたことがあります。確かにこの表現はあたっているなと思うのです。
頼みやすい人に共通するのはフットワーク、そして率先垂範です。これは何も経営者だけのことではありません。社員とても同じこと。そしてこうした人が数多くいる会社は強いなと思います。
ところで先の組合での情報交換…いつもながら参考になります。同業者の集まりはとかく腹の探り合いだと言いますが、そんな小さな人たちではないなと思います。懐が大きいというか、そうした人たちだからこそ、頼りになるのだと思います。

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