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華を持たせる

印刷業界の若手経営者が、団体の垣根を越えて行われたPRINTNEXT2014(プリネク)が先日愛知で行われ私も参加してきました。団体の垣根を超える・・・実はこの業界はとても不思議で同じ印刷業に関わりながら違う団体との交流があまりないのです。
もっと不思議なのは、こうした若手の会がありながら組合に入っていない業者が多い事。若い時にこうした会に所属しなかった私にはチョット理解できませんが(苦笑)。そんな若手が団体の垣根を越えて行った今回の大会。過去最高の参加者となり盛大に行われました。
かつて私もこうした大きなイベントの設営側として異業種交流でお手伝いをさせて頂いた経験がありますが、実際に汗をかいて活動をされた方にはあらためてお疲れさまとお伝えしたいなと思います。
こうした活動で最も大変なのは「長」という立場の人たち。私も経験がありますが、どんなに役割が多くても「長」と「副」では見える景色が違います。長はそれだけ責任の度合いが違います。また見られる濃さも全く別物だと思います。
私も振り返るとささやかですが、「長」の経験が今のベースを作ることとなり、何よりも多くの出会いを作ることができました。人脈というのはこうした形でできるのだと思います。
一方でこうした大イベントはOBのフォローが必要となってきます。後輩のフォローとして手伝う事も時として必要になってきます。そんな時には決してシャシャリ出ないように心がけています。
後輩の運営ですのでOBが目立たないことが賢明です。ただでさえOBは先輩として目立ちますし気を遣ってくれますので。よく「華を持たせる」と言いますが、まさに!と思っています。
口を出さず「ご苦労さん!!」とひと言。これって社内で上司が部下をフォローしながらさり気に華を持たせるのと似ていませんか。実はこうした「さりげない」事ができるのは、冒頭の「長」を経験した人に多いと感じます。
今回の若手の皆さん、本当にお疲れ様でした。汗をかいた分だけ、間違いなく自身の大切な財産になります。


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