URLをHTTP[S]に変更しました。以前よりブックマークしてくださっている方は、こちらをクリックし、再登録をお願いいたします。

「自然体」で行く

毎年恒例の箱根駅伝を今年も自宅で観ていました。いつのころからか正月の風物詩となり、今年も多くのドラマがありました。ごぼう抜きをしていた外国人選手が疲労骨折でまさかのリタイヤをしたり、13校にも上るくりあげスタートだったり…。
常連校が多いこの箱根駅伝。百戦錬磨の監督がレース展開をシナリオとして書いていくのですが、計画通りいかないのがスポーツ。そしてこうした状況が起こるからこそ、見ている人の感動を呼ぶのだと思います。
正月の新聞に必ずあるその年の景気予測、最終株価を予測して景気を判断していくのですが、私の尊敬している経営者はエコノミストの経済予測はまず間違いなく外れると言いきっています。
この方株もやっていますが、評論家が「株が上がる」といったら下がるとさえいい切ります。もちろんこのことがすべて正しいとは思いませんが、一方でこの方の言っていることはあながち間違っていないなと…。
要は先のことはだれも予測ができないということ。もっといえば外れるから予測なのだということです。新たな年が明けて私なりに今年どうしていくか思いを巡らしていました。以前はかなり具体的に絵をかいて指示をしていました。
このところそうした絵を描くよりも、如何に社員が主体的に動いていくかと考えています。若い時のような「俺が・・・」という気持ちが薄らいできたこと、そして他人のコントロールはできないことが、自身で理解できるようになってきたからだと思います。
もちろん老け込む年ではないですが、年相応の役割があるのだということです。それを率直に認めたうえで、社員が動きやすい場を作っていくのがわたしの務めだと思っています。ちなみに本来の私は真逆です。「コントロールしたい」人なのです。
こうして書いているのも、自身に言い聞かせている部分が多いのかもしれません。決して前に出過ぎず、しかし結果を焦らず、「自然体」で行くことが50代を後半に差し掛かってきた私の生き方なのかもしれません。


タイトルとURLをコピーしました