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環境づくり

一昨日、昨年当社名で実施した元気塾の新年会がありました。所要でどうしても都合のつかなかった二人を除き10名が参加。久々の再会に大いに盛り上がった飲み会でした。
冒頭にお一人ずつ近況報告をしましたが、どの方も「経営理念を作った事で社員との距離感やベクトルを合わせることができた」「コミュニケーションがより深まり一体感が出てきた」といった感想を聞くことができました。
私よりも一回り程年下の経営者や後継者の方に参加いただいた塾ですが、社員と共に歩んでいきたいという思いを聞くことができ、塾を開催した事があらためて良かったと思っています。
私は40歳で先代からバトンを受けました。当時の私は経営計画書をバリバリに作って、数字という目標設定を明確にし、社員をコマのように動かしていました。そんな当時の私にはなかった「人」というものを大切にしている事をあらためて感じました。
やはり時代なのでしょうか。人口の増加で消費が増えている時代は、ノウハウやハウツーがもてはやされ、事実私もそうした経営をしてきました。今は心の時代と言われ、働くことに対する「やりがい」が重視されているように感じます。
参加いただいた方で私より10歳年上の介護関係の経営者の方がいます。この介護施設を私も見学をさせていただきましたが、職員の方も利用者も生き生きとした様子が印象的出した。この方、昨日も「職員が感謝される場づくり」と話されていました。
「感謝される、必要とされる場」を提供していく事がこれからの経営なのかなとその介護施設を見学にお邪魔した際に率直に感じましたが、冒頭の若手経営者、後継者の感想を聞くと社員なくして経営はできない時代だと思います。
「きれいごとで飯は食えない」という声が聞こえそうですが確かにその通りです。だからこそ昨日書いたような数字の結果検証は必要ですが、大前提が数字にあるのでなく社員が主体的に行動できる環境づくりがこれから必要なのだと思います。


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