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いつかピリッと光る時が来る

サッカーの世界でa代表になる選手のほとんどはユースの出身者より高校出身者が多いという事を聞きました。その理由は・・・「理不尽を経験しているから」だそうです。世界でプレーするのはそれだけの強い精神力が要求されるようです。
確かに国内リーグと違って「阿吽の呼吸」なんていうのはありません。もっと言えば結果が全て。拍手喝采で迎えて頂きながら結果が出せないといきなりファンからブーイング。選手同士でも相手を蹴落としてでもなんてこともざらです。
という事は、日本では考えられない理不尽な事もざらにあるという事。そうした事に耐えられるのはやはり一度や二度ではない挫折を味わった方が精神的に強い人になるという事のようです。
大企業の求人担当者は、新卒の採用試験の時に選手として活躍した人よりも、補欠として控えとして4年間頑張りとおした人を採用するといいます。決して日向に浴びることなくても、粘り強くやり通す精神力を買うという事でしょうね。
日々の企業活動では、理不尽な事は数多くあります。理不尽と言わなくても、わかってくれない事であったり、成果がなかなか出なかったり・・・。そうした事に粘り強く立ち向かっていく人が、結局は成功するのかなと思います。
また、そういった人の方が上に立つ人にふさわしいのだともいいます。確かにできない事を批判するよりも、できない気持ちに寄り添えることが上司として必要ではないかと。もちろん寄り添う事が、甘えを許すということではいけません。そのあたりのさじ加減は自身が粘り強く苦労している経験があるからこそ、わかるのだとも思います。
いま話題の本田選手、ミランという超一流の背番号を背負うまでの道のりが決して平たんではなかっただけに、今こうした「苦労人」があらためて脚光を浴びている事が個人的に嬉しく感じます。
この絵は中小企業にも言えるのでは…。大企業のようになかなか認知されなく日の当たらないことが多いけど、粘り強く雑草のように活動することでいつかピリッと光る時が来るのではと・・・。


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