輪

今年の漢字が「輪」となりました。東京オリンピック招致や富士さんの世界遺産登録などのチームワークでの成果が要因だと聞きます。ちなみに昨年の漢字は「金」、ロンドンオリンピックの金メダルラッシュや山中教授のノーベル賞受賞を反映していると聞いています。
個人的には「輪」となった社会背景はあまりピンときませんが、あえて言うと楽天の優勝もその一つかと。チームワークの勝利と称えられましたが、チームがひとつになっての優勝は社会にも大切なメッセージを発信したのではと思います。
当社でもこのところ「チームまるわ」という言葉を使うようになりました。先日のメッセなごやでも「笑顔の発信」というタイトルが来場していただいた方に共感を得る事が出来ました。
先日の社員面談で「私に何ができるか」を常に考えなさいと伝えました。社内で普段から「言ってくれたらいつでも協力するから」という言葉を耳にしていました。この言葉、一見耳聞こえが良いですが、一方で「言わなければやりません」と聞こえるようにも感じます。
チームとして動くには常に「自分に何が出来るか」を考え行動する事だと思います。スポーツの世界の場合は「チームプレー」と称して理解しやすいですが、会社もスポーツ同様チームとしてとらえるとわかりやすいのではないかと感じます。
「輪」というよりは「和」かもしれません。しかし輪になってという表現はどこか温かみを個人的には感じます。今年もいよいよ残りわずか。「輪になって」という言葉が会社経営をしていく上でなくてはならないコンセプトだと再認識をした年でもあります。
社内的に「輪」という感じが身近に感じた一年でした。チームとして企業を考えると何となく一体感が出ます。「輪」という感じは当社にとっての漢字だったかなと思った次第です。
「チームまるわ」・・・来年もこうご期待くださいませ。

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