かつての僕は売り上げの多くを自分が担い、会社を空けた週末は仕事をしていた。ようやく仕事の実務を社員に任せて会社を空けられるようになった。
今さら当たり前かぁ。確かに今年で僕も還暦。未だに一線で売り上げを作っているとしたら、そりゃ会社の行く末はかなりやばいことになっていると思う。
先週末の出張前にエクスマセミナーに出かけた。業界のビジネスモデルが通用しなくなり、還暦を控えた僕が社員を鼓舞させるのには限界があると感じていた時に、「経営者の役割」というお題に引かれたこと、そしてスピーカー役が同業者の新潟のウイザップの高橋陽子社長だったことが大きな理由だ。
女性社長として舵取りをしている彼女の印象は
女性らしい気遣い
というより
😀 女性だからできる思いっきりの良さ
で会社経営をしているという印象が強い。そんな彼女の経営者像に触れてみたいと思ったのも出かけた理由だ。結果、決して思いっきりの良さだけではなかった。
短パン社長と高橋社長。見ての通り外見も豪快です 😉
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🙂 結婚を控えた女性社員に料理教室を開いたり
こんな取り組みも 😉
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😀 地元のお祭りに社員と出たり
と社員のモチベーションアップに努めており、僕とはまた違った社員との関わりをたいせつにしていると感じた。
東京で半分、残りの半分は地元新潟、そして残りは旅行の彼女。楽しく振舞っている一方、休日が多く給料が多い会社を目指すと口にすることで覚悟が伝わってきた。大きな会社ならではのボリューム感もあったが、何よりも「エイヤッ」的な思いっきりの良さが僕にない魅力だ。
これから女性の時代というが、まさに女性らしい気配りをしながら、一体感を作る社長像の新しい形を見た気がする。
今回のお題である「経営者の役割はモチベーションを上げること」は長く自分が課題としていろいろ実行してきたことだ。そしてモチベーションアップにはビジョンを示すことが欠かせない事もあらためて実感した。
マルワが会社見学で多くの人に来社いただき社員と触れ合ってもらうのも先を見据えてのひとつ。その根底にあるのは
人がつどい社会に発信する会社 それが私たちマルワです
という経営理念。でもマネジメントじゃなくてビジョンを示す事が必須というお題にはまだ道半ばということ。今までの経験上に先がない不安から、経営者はみんな試行錯誤をしていろいろやっているんだとあらためて今回感じた。そして今回勇気付けられた言葉ある。それは
いつの時代も弱者が進化
もうしばらく経営には携わる。その間に小さな会社らしいキラッとしたものを作ろうと思う。そしたビジョンという名の夢ある道しるべを立てたい。
もう一人のスピーカーは深澤製餡所社長の海坊主こと深沢貴之さん
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ジーンと温かく伝わるお話。語りたいのですが、あまりに長くなるので感想は深沢さんのタイムラインで勘弁願います。
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