一年間ありがとうございました。

今日で仕事納め。一年間があっという間に過ぎてしまいました。今年も多くの方との出会いがあり、新しくお取引を頂けるお客様との出会いもありました。先日もある社長が「一年間で名刺交換をした数は2000件ほどあるのですが、実際にその後もお付き合いがあるのは本当に一握り」と言っていました。
確かに私も一年間にかなりの名刺交換をしますが、その後もご縁をつなげていくのはごくわずか。実際には名刺交換をした数の数パーセントにしか過ぎないような気がします。
「袖すりあうも･･･」と言いますが、このご縁をつなぐ大切さを感じるようになったのは50歳を過ぎてからでしょうか。こうして出会う事が偶然ではなく必然だと感じるようになったのは自身もそれだけの年を取ったからではないかなと感じています。
会社的にも多くの新たなお客様との出会いをいただきました。これは決して私の力ではなく、営業をはじめ社員の方々の努力の結果だと思っています。そして150名をも超える方に来社頂いたのは、社員と共に進めてきた活動を認めて頂けたからだと感じています。
一方で、経営者として今年ほど精神的に厳しいと感じた年はありません。社員には数字を追うなと言いつつ、実はその数字に神経を使っていたのは私でした。「正しい経営をしていれば結果はついてくる」頭では分かっていても、やはり月末になれば憂鬱になり焦りも出てきます。
よく経営者は社員の働きやすい環境づくりとアイディアを出すことだといいます。どこまでそれが出来ていたかは甚だ疑問ですが、取りあえず外部から「元気ですね」と言って頂けるという事は、それだけ社員と共に進めてきた事が間違っていなかったという事です。
一週間もたてば新しい年を迎えています。どんな年になるか、それは神のみぞ知る事でしょうが、少なくとも今年同様に正しい経営をしていきたいと思います。そして経営者として決して「おごらず、ねたまず、焦らず」感謝の念を持って経営にいそしんでいきたいと思っています。
今晩は社員全員を招待して、お店を借り切って一年の締めくくりのパーティーです。社員に喜んでもらえるようしっかりと慰労したいと思っています。
お客様はじめ多くの方に支えて頂き一年が終了します。社員同様の慰労はできませんが、来年も安心して指名いただけるよう、社員と共に歩んでまいります。一年間ありがとうございました。皆様良い年をお迎えくださいませ。

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