今年も残り2か月を切りました。毎月月初を迎また月末を迎えて気がつけば1年が過ぎていくこととなります。そして毎月、月末を迎えると経営者としてはどうしても数字が気になってしまいます。
「数字を追うな」と社員に伝えても、また「売り上げはお客様が作る」なんていったとしても、それでも売り上げが気になるのは当然のことだと思います。経営者ですから当然と言えばそれまでですが…。
売り上げをアップしていくと考えた時に、例えば5年後に今の売り上げを倍にしようと思ったら、毎年15%ずつ売り上げを上げていかないといけません。当たり前のことですが、今の仕事の延長上にはそんな数字をあげる可能性はないというのが実感です。
であれば、どうするか…今更ではないですが、新しい仕事を創り出すしかないなという結論に至ります。以前はそんなことを考えなくても人口が増えていく事で仕事も増えましたが、今は普通にやっていても減っていく一方。これからの企業の生き残りは仕事を新たに作り出していく…この一点に絞られます。
さて、その知恵はいったい誰が出すのでしょうか。大企業であれば、外部ブレーンを使ったり、企画担当を雇用することが可能ですが、中小企業の我々にはそれだけの財力はありません。
結局我々が考えていくしかないと思います。「社長の仕事はアイディアを出すこと」私のメンターである二条彪先生の言葉、まさにそうだなと感じます。そしてその新たな事は往々にして社員から反対を受けることもあります。
社員の声に耳を傾けながら、しかし時にはゴリ押しをしてでも進める事業がある…それが社長である私の仕事かなと感じています。いまさら何を言っているの??・・・と言われそうですが、それだけ今まではアクションを起こさなくても済んだという事。
今週は当社にとって大きな行事、「メッセナゴヤ」の出展。自らのアクションを起こしお客様から気づかせてもらう、そんな出会いをいただきます。「自ら動く」・・・トップの思いが、どう反映されていくか・・・不安でもあり楽しみでもあり…そんな週になりそうです。