走り続ける

メッセナゴヤも二日目。出展社数が過去最大になったのは先日のブログにも書きました。初日の入場者も例年より多いようです。景況感がアップしたことも要因ですがもうひとつ感じることがあります。それは新たな発信の企業の増加です。
ある製造業は今まで自社の技術を公にすることはありませんでした。しかしこの会社大変な技術を持ち昨年から社員の反対を押し切って出展。現場の社員もブースに立ち直接お客様の反応を聞くことで自社の強みを実感。今年は社員が自ら考えてブース設計をしました。
技術を使って自分たちの作りたいものを作ったのです。おかげでそのブースはテレビにも取り上げられるまでになりました。一方でNPOとコラボするところもあります。NPOを支援しながら自社の商材やサービスをその支援に生かしていくことでビジネスを広げていく･･･そんなビジネスモデルです。
我々の同業者も別の商材と組み合わせて印刷物を増やす工夫をしています。その会社は地方の小さな田舎町ですが、地元の名産品とコラボして発信することで印刷の機会を増やしていく工夫をしています。
こうした試みは以前もあったと思いますが、大きく違うのは、小さな業者もしていること言うこと。そして他社とのコラボをして新しく仕事を作り出していること。それだけ発信をしやすい環境にあるという裏返しではないかなと感じています。
当社もおかげさまで多くの方に立ち寄っていただいています。今回は社員の笑顔を展示しているのですから「何屋さん??」と聞かれることが多いのですが、いい意味での質問だととらえています。
我々が大切なのはまずは出会いの機会、きっかけを作っていくことではないかなと感じています。ビジネスで大切なことは接点を数多く求めていくこと、そしてもうひとつ社員にも他社の試みを目にすることだと思います。
ビジネスはアイディアを出してこそ。そして我々のような小さな会社は「走り続けること」だと思います。今日も笑顔と元気でお待ちしています。
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