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褒め方、叱り方の極意

私が毎日必ず目にしているメルマガがあります。先日そのメルマガで「褒め方、叱り方の極意」というお題で書かれていました。35年にわたる教師生活で数々の少年問題を解決し、「生徒指導にこの人あり」と謳われる占部賢志(中村学園大学教授)の言葉です。
この方が若い時から実践してきた指導法があるそうです。叱る時、指導する時は本人を直接、ほめる場合は誰かを介して伝えるのだそうです。なるほどと思った一文でした。私自身振り返ると占部先生の言葉を何度も実体験したことに気が付きます。
直接、間接の効果の大小はともかく褒める事はどちらにしても良い事。ほめて伸ばすという言葉があるように、人のいいところを見て伸ばしていく事は人材育成の基本だと思っています。
一方で叱る場合、指導する場合は直接の方がいいといわれています。以前元楽天の野村監督は選手のボヤキを報道陣に聞かせて奮起を促していました。一方元中日の落合監督は選手のボヤキを一切言いませんでした。
どちらもそれなりの結果を出していますので、良い悪いということはわかりませんが、仮に間接的に叱ったり、ぼやいたりする場合にはそこに一定の信頼関係が必要なのは言うまでもありません。
せっかく本人の為を思って、他人にぼやいたりしたとしても、結局信頼関係がないとただ告げ口をしているように聞こえてしまいます。私も以前それと同じような事をして、結局期待した成果が出ず、気まずい結果になってしまいました。
我々のように経営トップは人を導く立場、日々の指導をしていく立場にあります。私自身、できれば指導は直接と心がけています。他人から聞くと良い気持ちはしません。仮に信頼関係があったとしても。
人の言葉を通して指導していく事は奮起を促すのが目的。しかし発信側がそう思ったとしても、受け手はそう取ってくれない事は多々あると感じます。「人を介しての指導」意外に難しいと感じます。先の「直接伝える」まさに!!と思った内容です。
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