来月11月13日~16日は毎年恒例の名古屋商工会議所主催のメッセナゴヤが開催されます。当社も今年4回目の参加となり、今年はブースも倍にしての出展と準備を進めています。
過去3回を振り返ってみると、がむしゃらだった初回から昨年はマーケティングを意識した展示と回数を重ねていく間に、前年の反省を生かして見せ方や発信の仕方が変わってきています。
昨年はブースの場所の問題もあり、また戦術にこだわりすぎてしまい、成果は今一つ、そんな反省もあり、今年は一昨年の場所に戻し、営業主体を変えて全社的な取り組みにしました。
といいながら意見が一つにまとまるものではありません。結局多数決を取りながらのスタートです。以前もふれましたが、経営トップとして「任せる」と言いながらどうしても譲れない部分があります。
マーケティングや展示会、そしてトレンドを誰よりも肌で感じているのは、我々経営者層です。ここで黙っていた方がと迷いながらもそれでも意見を通してしまう場合があるのは事実です。
この考え方が良いのかと思っていた時、同じく展示会に出展する方と話をする機会がありました。その方も私同様社員の相談に対して、口出しをしないと言いながら結局はするそうです。
大企業であれば専門部署とある程度の予算をかけることが可能ですが、中小企業は結局こうしたやり取りを通して育成を進めていくしかないのだなと思っています。
一つ注意をしている事があります。話し合いで出てしまう言葉「僕は元々・・・」、これだけは封印しなくてはならないと思っています。決まった事に対して全社で取り組んでいく姿勢が必要だからです。評論家は不要だと・・・。
言葉は言霊(ことだま)というように、知らないうちに洗脳する力を持っています。トップであろうと、社員であろうと成果を出したい思いは同じ。であれば口も出すが「成功しよう」という前向きな思いは大切にしたいと思っています。
小さな会社の挑戦、こうしたことも教育だと思っています。さて、本番まであと三週間、どんな展示になっていくか楽しみです。
メッセナゴヤ2013公式サイト
http://www.messenagoya.jp/
3号館F-7でお待ちしています。
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