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年を重ねるからこそ意識する事

「40歳を過ぎて黙って座っていると怒っているように見えます」…先日サワコの朝で明治大学教授の斎藤孝さんが言った言葉です。この言葉確かに「言えてる!!」と思いませんか。
齊藤さんの専門は教育学と身体論。教育という分野を広くとらえ、言語能力やコミュニケーション能力、健康法など多岐にわたっており、その講義には定評があります。
冒頭の怒っているように見えるってなんとなくわかります。営業先などでお邪魔すると場合、その世代の多い事務所ではなんとなく固い空気が流れているのは、そのような姿に見えるからでしょうね。
斎藤先生はビジネスセミナーでは受講前に体を動かしてから講義に入るといいます。そうすることで場が和み、空気感が変わるからだそうです。
「コミュニケーション」と言いますが、確かに言葉が独り歩きしている感があり、実際にそれを理解して努めている人は少ないと感じます。コミュニケーションとは会話だけでなくその人の態度や物腰も大きく影響していると思います。
実は日ごろから私が気にしているのは出勤時の挨拶です。よくみるときちっと全員にあいさつできる人と出来ない人、挨拶をされても人によって挨拶を返さない人もいます。特にその傾向は年齢が上がるに連れて顕著になってくるような気がしています。
「気遣い」といいます。こうした些細な事ですが、常に意識しているか否かで行動が違ってきます。先の40歳以上の人が怒っているように見える・・・というのは、周りに対する気遣いが段々と希薄になっているからではないでしょうか。
といいながら、経営トップである自身がそうした行動に心がけないといけないなと感じています。まずは「背中を見せる」、少なくとも「怒って見える」年齢をとっくに過ぎていますから(苦笑)…。


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