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再び・・・人のふり見て

多くの営業の方と話をする時があります。そんな中でたまに残念に思うことがあります。それは会社の不満私にを言う方がいることです。先日もある方が仕事の話をしながら会社や社長の不満を並べていました。
この方とってもやり手で、成果も上げている方です。彼の営業ぶりを当社の営業にも真似て欲しいなと感じたほどです。しかし、一転して彼を気持ちよく信頼できなかったのは会社への不満を発してからでした。
自らセミナーにも出掛け、貪欲に情報収集をする姿勢、それまで彼の実績や前向きな姿勢など共感する部分が多かったのですが、何か途端に冷めてしまった感があります。こうした負の意見を聞くようになると、ちょっとした電話の応対も気になってきます。
特に電話は顔を見ることが出来ないだけに、直接お会いしているイメージと著しく違うことが伝わってきちゃうのです。どんなに美辞麗句を並べてもその人の本心なのかが計れないなと。
こうした社員を持つ社長は気の毒だなと感じます。実はたまたまですが当社の受付の女性はその方の応対をした経験があり、あまり良い印象を持っていなかったそうです。そうした人としての感覚は伝わってしまうのだと思います。
一方で社員が愚痴を外でいうのはそれなりの理由があります。それを言わせてしまっている会社にも問題があるのだと思います。そもそもコミュニケーションがどれだけとれているか。こうした事に直面し、いやな部分に触れる時ふと自社の事を考えてしまいます。
そしてひょっとして会社のトップである、私自身がそんなことをしていないか、あらためて自戒しました。よく社員の悪口を散々愚痴る社長がいますが、まさにそんな感じでしょうか。
人のふり見てわがふり…という言葉の通り、そうした社員を批判する前に自身はどうだろうか…と考えしまいます。


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