先日のニュースで内定辞退率6割という報道を目にした。なんでも学生の中には二桁の内定をもらっている学生もおり、平均二つ以上の内定をもらっているとか。
そりゃ、平均二つ以上ということは最終的にどちらか辞退されるわけだから、確率は二分の一。二桁の内定をもらっている学生も含めれば6割というのは分からぬでもない。
でその報道でおどろくべき光景を見てしまった。なんと学生が座って企業側がまわって会いに行くというもの。つまり就活展で言えば行列みたいに並ぶのが企業側という絵だ。
以前バブル期に内定者には自動車一台、ハワイ旅行、高級ブランドバッグプレゼントというのがあった。そこまでではなくても、会社によっては、今は社員と同じような福利厚生を受けられる会社もあるとか。正直なことを言うと
😡 そこまで手厚く??して入った学生
に社会人としての教育が果たして出きるんだろうかと。
🙁 昨日までヨイショしていたのに
入社して今日からいきなり上司と部下という立場で頭が切り替わるんだろうか。
■現実は必ず訪れる
人事の人はいい人だ… 😀
そんな声をたまに聞くし、我が家の息子が就活の時にも耳にした。そりゃ、大きな企業の人事はスカウトのプロであり、学生のモチベーションをあげるのが仕事。そりゃ当然でしょう。
勘違い(と思いたくないけど)した学生が増えることで、就職後の実際の上司が、人事の人との大きな乖離で現実を見て、働く事への辛抱が足りなくなってしまうのは当然ではないかなと。
勿論人のことなのでミスマッチはあるが、それにしてもちょっと企業側も踊らされ過ぎだとおもう。ちなみにバブル期に入社した人たちのその後はバブルの崩壊で総合職という名の人たちは人余りで結構悲惨だった。
聞きようによっては、今日のブログは中小企業の遠吠えかもしれない。でも
必死に社員を教育している中小企業がたくさんある
ことも知ってほしいなと思う。
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