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新たな柱

アスクルが23億円の黒字を出したという記事を目にしました。アスクルと言えば文具ばかりと思っていましたが、いまではオフィス家具や病院向けの商材も扱っていると言います。
以前文具といえば町の文具屋さんに買いに行くのが定番でした。大体学校の前に文具屋さんというのがあったように思いますが、めっきりそういった店を目にする事がなくなりました。
それでも以前のように営業している小さな店は今でもあります。そうした店も実は企業向けの配達をしているといいますから「宅配」という言葉が定着したという事ですね。
時の流れが驚くほど速くなり、以前には当たり前だったビジネスモデルがいまとなっては無くなってしまうという話はよく聞きます。
たとえば写真屋さん。以前はDPショップとしてあちらこちらにありましたが、デジカメとプリンターの台頭ですっかり見なくなりました。大型チェーン店は別として、個人のお店は古い写真の修正などをしています。
いま、我々が当たり前のように商売をしているビジネスモデルがこれから先もあるかというと、どうも言いきれなくなってきました。昨日もガソリンスタンドの経営者の方とご一緒でしたが、ガソリンの需要はこの先6割減少すると言います。いまあるモデルで売り上げがある間に、新たなモデルを作らないと感じています。
印刷業界もまったくもって同じ状況。電子化と言われて久しいですが、楽天をはじめ多くのメーカーが電子書籍リーダーの端末をこのところ発表しています。
折しも昨日から東京国際ブックフェアが開かれています。印刷は文化のバロメーターとかつて言われていました。今でも我々はそうした誇りを持って仕事をしています。
しかし時代を無視することはできません。産業のガラパゴスにならないようにと今から見てきます。当社にとっての数年先の新たな柱…さて何でしょうか。それを考えるのが私の務めですね。
ところで、いまさら何ですが、アスクルって「明日来る」というかけ言葉からきているんですね。こうしてキーボードをたたきながら変換していて気がつきました。ホント…どうでもいい事ですが(苦笑)


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