写真はドルッパでのハイデルベルグのブースの入り口のオブジェです。実はこのオブジェ、印刷の版として使われるPS版が使われています。今回のドルッパはどのブースでも環境がひとつのテーマとして取り上げられています。
今まで印刷は紙がベースとなっていましたので、どうしても環境面から見た場合悪者扱いとされてしまいました。今回、多くの印刷機メーカーがインクジェット仕様やトナー仕様の大きな出力機をプロトタイプとして出しています。
また従来型の印刷機も紙の使用量を押さえた提案となっています。それだけ環境を意識した提案を各メーカーがしていることを実感しました。
日本での印刷関連の展示会はこのところ機械そのものの展示が姿を消して電子化があたかもこれからのトレンドのように発信をしていますが、世界的な印刷の発信となるドルッパでは情報発信の主役は紙だと言わんばかりです。
確かに期間中に消費される紙の消費量は途方もない量であることには間違いありません。まだまだ世界的にみれば紙は情報の主役だということをあらためて感じました。
一方で中国をはじめとする東南アジア諸国の元気さが目につきました。印刷需要を牽引していくのはこれからこうした第三国だと思います。そうした中での当社なりの生き残り、私なりの考えは間違っていなかったとあらためて実感。
社員と共に次なる仕掛けを新たにと思っています。社員の皆さんへの報告をしっかりしなくてはと感じています。