この二つの写真はドルッパで出展している別々のメーカーのブースの様子です。赤の壁紙のように並べているのは先の地元の企業のハイデルベルグ社のブース。
この赤は印刷に使用するPS 板、一枚一枚の絵柄を変えて壁紙のように見せています。PS 板はリサイクルできます。エコをコンセプトとしたメッセージをよく表現しています。
一方機械が置かれているのは日本のメーカーです。この機械、トナー方式の印刷機のコンセプト機。トナーですから事務用のコピー機と同じですが、印刷機としての出展ですので、高速ですし話題性があるはず。ところがそういった告知がないため折角の角地の場所もご覧の通り、通り抜け状態となっています。
今回世界的な展示会に来て感じた事は、我々が思っている以上に伝わる工夫が必要だということ。情報発信を生業とする我々にとってこうした場所に出掛けて感ずる率直な感想です。
昨日のFace book でも発信しましたが、landa という会社のブースは見事なもでした。もともと話題があったそうですが、エンターテイメントのようなショータイム。我々の感覚からいえば「やり過ぎ」感は否めませんが、多くの集客は来場者への認知としては大成功ではなかったかと思います。何せあくまでもコンセプトモデルですから(笑)
今回は中国からも数多く出展しています。世界を見据えるだけに、多くのブースは凝った飾り付けをしています。そしてそこには必ず人が集まっていることも実感しました。何せ世界が相手ですから、国内で有名でも関係ありません。
世界の祭典ドルッパ、「会社が知られていないのはないのと同じ」自身がいつも思う言葉をあらためて感じた次第です。