ベルギーの日没は8時半過ぎですので、夕食も遅め。その割に朝の始動は早く、ホテルのロビーでは7時には食事を終えたビジネスマンで溢れています!彼らをみているとよく働くなと感じます。
一方であまり豊かな国ではないようにも。人が集まるところには物請いが座り、中には子連れの女性も。しかし小綺麗な印象ですのでどこまで生活にこまっているかわかりませんが。
お店や公共のトイレには全て女性が立っていてチップを要求します。その分綺麗にしてくれますから、お金を払った分だけのメリットを感じますが、ようはこうしたところにも人を使うことで雇用を創出する必要があるのではと思います。
日本を離れて少しの間生活するといかに日本という国が豊かであったかを感じます。そして意外に生活の多くの部分で微に入り細に入りフォロ―されているなと。
極端にいえば「やってくれる」と知らないうちに当たり前の意識があるのではと感じます。そこには行き過ぎた平等感があるような。
多民族が集うだけに、人種を意識することはない反面、自己責任が強いのかもしれません。ビジネスマンの朝の行動をみているとやり手は徹底的にやり手ですから。
今回、業界の明日をみるために社員に無理を言って会社を空けました。業界の今後もさることながら、世界の各国から印刷に関わる人たちと場を共にしました。
そして異国の生活と言語に触れることであらためて狭い価値観にとらわれていてはグローバルなこれからはおいていかれることを感じます。
あえて自身の足で動くことでの気づきがありました。留守を預かってくれた社員に感謝しつつフィードバックをと思っています。さしづめ明日帰国したら午後から社員の会議に参加、時差ぼけに負けず今回のドルッパの報告をします。それでは一路日本へ。