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転職した直後に凝縮した時間を過ごたのが今の財産です

仕事観

中小企業大学校をご存知でしょうか。

 

中小企業基盤整備機構が運営する

中小企業者に対する経営方法や技術の研修を行う機関です。

 

実は今から35年前にここ愛知県には

中小企業大学校瀬戸校というのが設立。

瀬戸校 | 独立行政法人 中小企業基盤整備機構
中小機構の「瀬戸校」に関する情報です。

自分が教員を辞めた平成元年にスタートしました。

 

民間のそれも教育以外はズブの素人だった自分

 

当時は開校間もないこともあり

試験運行として月一回のカリキュラムでしたが、全て受講しました。

 

案の定、財務分析のコースはなんてさっぱり 🙁

 

IE(インダストリアルエンジニアリング)なんて聞いたこともなく

工場管理のワークでは知らない言葉が飛び交って 😥

 

中にはCADのコースでは全くわからないまま受講しました。

 

会社に入社して時間の経過と共に仕事に慣れたこともあり

さっぱりわからなかった言葉も

受講を重ねるたびに疑問が解けて 😉

 

それがまた快感でした。

 

2年目から瀬戸校は本格運用。

興味のあるコースを洗濯して受講を続けました。

 

今では当時の転職と同時に瀬戸校で学んだことが

自分では大きな財産となっています。

 

学校を卒業してしまうと勉強なんてしなくても良い

 

今の時代の経営者でそんなことを思う人はほとんどいないと思いますが。

 

その時に学んだもう一つの財産とは

多くの人との出会いです。

 

当時はまだ30代前半。

多くの受講者は自身よりも年上。

 

今でいうベンチャー企業の社長さんもいました。

 

あえて泊まってその方達とよるお話をするのが好きで 🙂

 

若いだけに可愛がっていただき

たくさんのことを学びました。

 

学びの財産もさることながら、

先輩経営者や管理者の苦労話は受講とはまた違う教材でした。

 

経営者に大切なのは

財務、マーケティング、そしてコミュニケーション

だと言います。

 

苦労話の多くはやはりコミュニケーションに関わるものが

多かったような気がします。

 

教員という特殊な世界からの転職。

 

はやくビジネスの基本を学ばないといけないという焦り

凝縮した時間をここで過ごしました。

 

あれから30年以上が経過しました。

 

今はリモート受講も増え、大学校も統廃合が進み

当時とは様変わりしました。

 

いまでも高額な受講料を払えない中小企業にとって

企業がみらいを創る為に必要な受け皿です。

 

すっかり縁遠くなりましたが、一度行ってみようかな。


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