先週末は大阪の展示会に出かけました。
厳しい中で多くの会社さんが出展。
閉塞感を打開しようとする思いが伝わります。
先日お会いした宮崎南印刷大迫社長(私の右隣)と
神戸市の㈱ロータリービジネスのスタッフ
大迫社長のお声がけで出展したそうです。
皆さん自社のみらい創造に向かって頑張っています。
ところでこの一か月間、多くの場所に講師として呼ばれました。
また連日の新年会の日々。
おそらく人生で一番中身の濃い一か月でした。
知らない場所に出かけ
その土地で頑張っている同業他社の社長さんや社員さんの活躍
たくさんの刺激をもらっています。
さて、このところの九州で講義をしている
メディア・ユニバーサル・デザイン(MUD)
情報のバリアフリーと称するこの考え方は
情報発信を生業とする印刷業には大きなアドバンテージ。
思っていた以上に大きな共感をいただきました 😉
一方で感じたのは十数年前からあるこの考えが
今まで浸透しなかったこと。
MUDは十数年前から業界新聞や報道で発信されていました。
またコンペティションで作品募集もしてきました。
にも拘らずなかなか浸透しなかったのです 😥
なぜ今まで浸透しなかったか…。
おそらく中央からの情報発信は紙媒体やWebで発信されたとしても
直接見聞きすることにはかなわないという事
媒体というフィルターを通ってしまうと
実際の講義や見て感じる程の熱量が伝わらないこと
こうした影響が大きいのではないかと思います。
首都圏や関西圏ほどではないにしても
この中部圏も全国的に見れば人の往来が多い地域。
情報も多く、新たな仕組みや思想を取り入れた施設や
ビジュアルも目にすることができます。
となると我々はそうした恵まれた地域にいながら
その環境に気付かずにいたのかもしれません。
先日の講義で参加いただい受講者の会社さんは
元気な会社さんばかり
先の大阪の展示会でもご当地名古屋からの出展も。
厳しい見方をすれば常にトライをしている会社と
従来の会社さんとの差はますます開くばかり
講演でもスタッフの方との質疑応答を受けながら
前向きな姿勢の強く感じた次第です。
人口減少に加え、旬な情報に直接触れる機会がない地方で
頑張っている会社さんの動き
都会と呼ばれる地域にいる我々だからこそ
業界の閉塞感を嘆く前にその行動を見習うことだと。
そのためには、多くの場所に移動し
たくさんの人にお会いした自身の役目は
みらい創造へ向かう行動の焚き付け役となる導火線
今週は久しぶりに会社に落ちつく週。
思いを巡らし次なるアクションを練ります。
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