新年を迎えて劇的に変わったと感じることがあります。その代表格はソーシャルネットワークの発達。
一年前は新年のアケオメメールで回線がパンクしNTT が注意を呼び掛けていましたが、今年は回線が繋がりにくい事はあっても少なくともFBでのそうしたストレスはかなり軽減されたように感じます。
そして同時に多くの方のメッセージを読むことができます。まさにソーシャルネットワークは言葉通りだと感じます。
もうひとつはスマートフォンの普及。おそらく半数以上がスマートフォンの愛用者ではないでしょうか。写メをしてすぐに発信。実に多くの人が色々な場所で自分の感じたことを気軽に発信していることを感じます。
一年前は少数派だったこうした情報ツールが今は当たり前のように使いこなしている様子を目の当たりにすると、情報発信がかなり気軽なものになったことを実感します。
情報と言えば長い間主役は紙媒体、その主役がこうしたITツールにその座を奪われたのでしょうか。
いや、あながちそうでもないような気がします。テーマパークであるUsj で案内図を開くのは印刷物ですし、見知らぬ町を歩くときに欠かせないのは旅行雑誌からの情報源。
携帯電話では幾つもの情報を一度に見比べられませんが、書籍ならページをめくる事でそれも可能となります。何よりもバッテリーを気にしなくても良いですよね(笑)
この休み中、多くの場所で沢山の印刷物を見かけました。そして多くの人が思い思いの印刷物を覗きこんでいました。まだまだあらゆる場面で印刷物が必要とされていることを実感します。
ようは使う人にいかに役にたっているか、そして効果的に利用する場面を提供できるかだと感じます。
こうして使う側になって初めて感じる使う側の気持ち。そこには我々の視点でついつい目がいく特殊印刷は二の次なような気がします。印刷物が果たす役割がまだまだ奥が深いことを感じます。
手軽さならITツール、じっくりと使うなら印刷物、乱暴ですがこんなくくりもありかもしれません。
こうして場所を移動して、仕事を離れる気づきと大切さを実感します。まだまだ印刷物の役割は限りないようです。