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持続可能とは己の土台があって初めて成り立つもの

印刷業界

先日、地元の朝刊で大きな誤植がありました。

 

会議所や商工会が

クリスマスの寄付をする様子の写真です。

 

実は集合写真の中の会頭の写真が

別の職員の写真になっていたという内容です。

 

自身は会議所にも普段からお世話になっています。

 

先日も会頭に来社いただいたのですぐにわかりました。

 

私同様におそらく多くの関係者が

このミスに気づいたのではなかったでしょうか?

 

実は別件で会議所の職員の方に

メールを入れる機会がありました。

 

この件を書こうかと入力して…

やめました 😉 

 

多分多くのところからこの指摘があるはず。

 

受け取った職員にも

かえってリアクションを強要するようでやめたのです。

 

でもおそらく慌てふためいたでしょうね 😐 

 

実は翌日に同じ写真で同じ内容の記事が再び掲載。

 

そこには本来の正しいキャプションがありました。

 

そして訂正のお詫びなどの内容もなく

何事もなかったように普通に掲載。

 

分かる人にはこの意味は分かるので

かえって余分なことは書かない方が良い

という判断でしょう。

 

我々印刷の仕事は一字の誤植が命取りです。

 ➡ 日付と曜日が違っていたり

 

 ➡ 名前が違うのはご法度

 

例え原稿が間違っていても

印刷会社なんだからそのくらい気づけ 👿 

 

とお叱りを受けることだってあります。

 

さて、紙媒体の減少は深刻です。

 

しかし一方で紙媒体は信頼されていることも事実です。

 

というのは先の誤植、

ネットならすぐに書き換えられるからです。

 

 ➡ まずい内容と思ったら削除でき

 

 ➡ 正しいものにアップしなおせる…

 

フェイクなんて言葉は以前聞きませんでした。

 

それだけ情報媒体の信頼性がネットの場合は低い

と個人的には感じています。

印刷業界は紙媒体の減少に加え

資材の高騰、電力費のアップなど苦しいかじ取りを

余儀なくされています。

 

普通にやっていてはじり貧…。

 

しかし紙媒体の信頼性に勝るものはない…

 

だって一度印刷したら差し替えることができません。

 

印刷業界としての持続可能な状況を保つために

我々はこうした信頼性をもっと発信すべきだと思います。

 

将来間違いなく紙は高級品になる

 

弊社社員の共通した意見。

 

その発信が自信をもって続けられるように

 

自社のスキルをこれからもひたすら磨くことです。

 

足元のスキルを磨く

 

持続可能とは己の土台があって初めて成り立つものです。


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