おはようございます。今日は緊急連絡網のお話です。このところなぜかBCP関係の講演依頼が多くなりました。BCP とは「事業継続計画」の略。災害時に備え、いかに資産を守り事業をいち早く再開していくか。そして社員を如何に守るかといったことを事前に計画をしていくことです。
そこで欠かせないのが冒頭に書いた社員同士の緊急連絡網。就業中であれば社員同士の安否は確認がとりやすいですが、それでも外交に出ている営業や休日の連絡がとりづらくなります。
以前はこうした緊急連絡網は電話が定番でしたが、ITの進化は情報伝達の多様化を可能にしました。当社も緊急連絡システムを活用しています。ところが実にこれが厄介で、携帯会社とのセキュリティー契約やガラケーはダメなど、せっかく費用をかけても運用がままならないのです。
そこで採用したのが今いろいろな意味で話題となっているLINE。私のような世代では縁遠いですし、また犯罪やいじめといったマイナスのイメージが先行するもの。
□結局便利な道具は使う人次第
しかしいざ使ってみるとこれがなかなか優れものなのです。便利なものはそれなりに普及する理由がちゃんとあるようです。やはりどんなに優れたものでも使う人の気持ちひとつで頼もしいものにも厄介なものにもなるのだと思います。
大した取り組みではないですが、こうした地道なBCP に対する取り組みが評価をいただいています。日々の事業活動には直接影響はないだけに、必要とわかっていても中々手がつけられないもの。だからこそこうした取り組みが当社の特徴として取り上げられるのではないかと。
さて運用ですが、結構単純。もしご質問あれば言ってくださいませ。