備えあれば・・・それでも憂いはあります

おはようございます。昨日に引き続きBCPのお題です。気が付けば連日の長雨で残暑も通り越してしまいすっかり秋の装いとなってしまいました。それにしても自然災害の怖さをあらためて感じる今日このごろです。
昨日の阿蘇山の噴火、そして先日の栃木県や茨木県、宮城県の大雨災害。思ったのが「まさか」ということ。当社はBCP(事業継続計画)を作成し、社員にもその計画表を渡しています。数年前に作成しこれが元で県からの依頼で講師も務めています。
ただこのBCP、地震に対する備えを喚起するイメージが強いのも事実です。しかし今回のような台風も事前の備えがあらためて必要であり、刻々こと情勢が変化するだけにその時々の対応が難しいことをあらためて感じています。
□平時の時には何も必要がない
当社には多くの水や乾パンが常備されています。これを置くようになってかれこれ十年近くが経過していますが、お陰さまで活躍したことは一度もありません。気が付くと賞味期限間近となって慌てて配布したり、水は賞味期限が過ぎてしまったり･･･(苦笑)
役に立つ時がないのですから「経費の無駄」かもしれません。連絡手段も以前の電話だけとちがいメールの時代。一斉メールのシステムも出ていますが、厄介なのはこれがまた使いにくいこと。
それでもこうした備えをしていくのは「まさか」のこと。社内的にも社外的にも会社の姿勢です。今回の災害を見ながら、「他人事ではない」とあらためて感じた次第です。会社存続のために「備えあれば・・・」です。