おはようございます。すっかり秋らしくなり猛暑が少し懐かしく感じる鳥原です。今年は8月後半の長雨もありすっかり地面も冷えてしまいましたので、例年ほど厳しい残暑を感じることがありませんね。
さて今日のお題は社長の仕事。先日メーカーの講演会で「社長の仕事に」についてのお話を聞く機会がありました。その中で印象的だったのが「環境を理由にしたら会社の成長は止まる」という言葉。
「なーんだ、そんなの当たり前じゃん!」と言われそうですが、その当たり前のことを我々は平気で口にしがちではないかなと思っています。「できない理由を言うな」と言いながらできない理由を並べていないかなと。
「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも全て経営者の責任」と言ったのは経営評論家の一倉定さん。その講演会でも経営者の力量は「新たなお客様を如何に増やすかだ」と言っていました。
□「こうしたい」という経営者の夢を語る
できない理由の中に成功のヒントはありません。できない理由を並べれば結局安直な方向に走ってしまいます。その一つが「安売り」です。できる理由を考えようとすると「知恵」を使います。
経営者の仕事は「新しい飯のネタを考えること」。つまり頭を使うことです。そして大切なのは「こうしたい」という夢を語ることだなと思うのです。といってもこれは何度も経営の師匠から聞いていることですけどね。
社長の仕事は「将来環境予測業」だといいます。「誰も考えない突飛なことを考えるようにしている」とお客様である創業社長。左脳人間の私には苦手な分野。おっとそんなことを言って「できない理由」を並べてはいけませんね。社長の仕事意識してみます。