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先代の思いをたすきとしてつなぐ

日 記

おはようございます。いよいよ明日からシルバーウイーク。皆さんはなにか予定がありますか。私はなごや環境デーのイベントに出展。久屋大通公園でブース展示をしています。お暇ならぜひおいでください。
ところでこの休み中に誕生日を迎えます。いよいよ還暦まで秒読みとなってきました。自分がこの世に生まれた年月と同時に起業した株式会社マルワ。元々丸和印刷と言う屋号でしたが、3年ほど前に印刷と言う屋号を取って今の社名になっています。
先代が健在の頃「なぜ丸和という社名なのか」以前聞いたことがあります。「みんなで仲良く仕事をしたかったから」そんな答えだったと思います。しかし実際には当時は高度成長期真っ只中。社員の引き抜きや突然の退社と「仲良く」とは縁遠かったようです。
そんな先代でしたが、社員と泊まり込みをして経営計画作成会議をしたり、毎年一泊ですが豪華な旅館に社員旅行に出掛けたり、家族には厳しい父親でしたが、いつも会社の発展とともに社員の幸せを考えていた先代でした。
他界して7年、いつも厳しく自己表現が決してうまくありませんでしたが、そんな父親にお世話になったと今でも語る人が多く決して悪く言う人はいません。特に自身の損得とは関係のない事にも骨を折った父親。今更ながらにとても近づけない偉大な人です。
□「みんなで」の思いを受け継ぎたい
父の後を継いで17年が経過しました。父親が創業した思いは何だったのかを考えるときがあります。「人様のお役に立ちたい」予科練上がりの父親は日本のお役に立つために創業しそれこそみんなで仲良くやりたかったのだと思います。
そんな彼の思いに自分がどれだけ近づいているのか,はたまた彼の思いとはかけ離れているのか先代に聞いてみないと分かりませんが、「みんなで」そんな思いは受け継ぎたいとあらためて感じています。
306.3:600:464:0:0:NONALNUM-54Sh6aGM-E:right:1:1:当地に移転した頃の現社屋(1980年) なーんにもありませでした(^^;):0:


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