「緊張感!!」この言葉がぴったりと当てはまる昨日のなごや環境大学の共育講座。昨年に引き続き今年も当社で公開講座を開催しました。お題は「ESDと情報発信」、昨年関わらせていただいたESDユネスコ世界会議で当社が取り組んでいる活動についての発信です。
6名の方が参加され、熱心に我々の話に耳傾けていただき、メモを取ったり質問をされたり・・・。2時間でオフィスツアーだけでなく、環境活動やメディア・ユニバーサルデザインへの取り組みについても社員から説明させていただきました。
一昨年あたりから毎年150名を超える方々が見学に来社されています。「会社説明は手馴れたものでしょ」とよく言われるのですが、実は昨日に限って言えばまったくの逆で一年の中で最も緊張する会社見学です。
理由は同業者や同じ経営者とは違い「一般の方」だからです。「学びたい」と純粋な思いで来社されていますので、社内を見学する視点も率直に疑問に思うこともシビアな目で見られます。
同業者や経営者であればスルーする事も、利害関係もまったくないですから、疑問に思うこと、感じたことは率直に口に出されます。従って「それは無理・・・」と決して口にはできないのです。外部の方はお客様の代表ですから・・・。
そうした事みもあり、いつも以上にお客様をお迎えする前の環境美化や応対する挨拶などにも力が入るのです。特に普段社内にいる現場の社員にとっては一般の方の視線を浴びることはほとんどないのですから。
「お客様の声を聞くこと」といいますが、お客様の声は社内にいてはなかなか聞けません。あえて外部から見ていただくことで背筋も伸びますし、何よりも外部の方の指摘は「お客様目線」と合っていると感じています。
せっかく会社まで足を運んでいただいたのですから、お土産を持ってかえっていただきたい。その一番のお土産は社員の心温まる気持ちの篭った応対だと思います。「緊張感」昨日はピリッとした時が過ぎました。外部からの刺激は絶対に必要だなと。
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