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自ら気づく

「プロらしい仕事や助言をしていくことが我々の生き残り」この言葉は先日の朝礼で当社のデザイナーが語った言葉です。先日の大阪研修で大阪城での出来事を語った時にあらためて感じたその理由は訪れた多くの場所での掲示物が手作りだったというのです。
最近ではオフィス系のワードだけではなく我々の使う印刷専用のソフトも月単位での契約が可能となりました。そんなこともあり、自分でPOPやチラシを作る商店主や公共施設も多くなってきたと思います。
印刷会社よりもデザイナーの方が早く無くなってしまうのでは・・・それが冒頭の社員の話です。確かにソフト力である程度のものができるようになりました。また自分で作ったものであれば少々???であっても納得できてしまいます。
私たちだけが持っていると思っていた多くのノウハウが多くの人が自由に使えるようになってしまったという現実、他社と差別化を図っていこうとするには従来の「モノ」として捉えるには限界があることを感じます。
お客様が困っている事を解決するというのは「形のないもの」になってきた気がします。そもそも「困っている」というのは感覚的なものです。ヒアリングを通して聞き出す技量が必要になってきますから。
今回の冒頭の気付きを現場のデザイナーが気づいたことは大きなことだと思います。というのはいくら我々が声高に話をしても言われたことにはなかなか実感できないからです。「お客様が言っているから・・・」では。
当社の社員旅行はただ旅行して観光してではありません。同業他社の見学をしたり、また観光も一つの共通の課題を持って夕食時に報告をすることとしています。たったそれだけで非日常となり気付きを得ることができるからです。
写真はリッツカールトン内のチャペルでのオフィスツアーのひとこま。「ホスピタリティー」を体感した時の写真です。多くの場所で社員と共に体感して得る気づく、冒頭の気づきを聞くことができただけでも大きな収穫です。
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