今さらですが社員教育は永遠の課題です

おはようございます。「社員教育や人材育成が上手い」と言われている鳥原です。あくまで「言われている」に過ぎません。本人にはそんな自覚はありませんし、人の問題は皆さんと同様、イヤ皆さん以上に悩みを持っています。
先日愛知県の方からこの秋に企業の人事担当者を集めて社員教育についての講演をしてほしいという依頼がありました。連休明けに新聞に掲載された「交換日記」についての記事を目にしたこと、またおもてなし経営企業選を受賞したということが依頼の理由だそうです。
当日せっかく来社いただいたのでオフィスツアーをしてもらったのですが、「活気があり社員の方の主体性が伝わります。何か特別なことをされていますか。できればその育成を教えてください」と有難い感想。
うーん、特別なことをしてないけど。ひとつ言えるのは社員教育にお金をかけ、交換日記をはじめ社員との会話やコミュニケーション作りに多くの時間を使っているだけ。これを続けてきたおかげでようやく形になってきたとお話しをしました。
□成功に至る「はや道」はない
中小企業が他社に勝てるのはこうしたメンタルな部分ではないかなと思うのです。メンタルな部分にハウツーはありません。時間をかけての積み重ねだと思います。特に距離感が近いことが大きな要因ではないでしょうか。
時間をかけて地道に積み重ねていくことでも自慢していいのかなぁ！？　ただそれが他社との違いだったとすると確かに当社の強みであり、取り組みそのものを誇りに思っても良いかもしれません。
企業経営で最も大きな悩みは人の問題。このところの若年者の就労問題は社会問題となっています。私どものような中小企業に講演依頼があるのですから。だから地道な活動に勝るものはないなと思う今日この頃です。

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